ドレス本体に気を取られるあまり、足元や小物でマナー違反を犯してしまうケースが後を絶ちません。現場でよく見られる「盲点と誤解」を整理しました。
1. 靴・パンプス:つま先とかかとの露出はタブー
フォーマルドレスに合わせる靴には、明確なルールが存在します。
- つま先が隠れるプレーンパンプス:「つま先が出る=妻が去る(別れ)」という忌み言葉を連想させるため、オープントゥのパンプスやサンダル、ミュールは厳禁です。かかとのないバックストラップシューズもフォーマルな場には不向きとされます。
- ヒールの高さ:細めのヒールで3cm〜5cm以上の高さがあるものが最もフォーマルとされています。フラットシューズ(ぺたんこ靴)はカジュアルとみなされますが、妊娠中の方や怪我・体調に不安がある場合はローヒールでも全く問題ありません。
- ブーツ・スニーカー:どれほど高級なブランド品であっても、結婚式の場ではマナー違反となります。
2. ストッキング:黒・柄物・生足は絶対NG
女性の礼服において、最もトラブルが多いのがストッキングの選択です。「肌色のプレーンなナチュラルストッキング」が唯一の正解です。
「薄手の黒ストッキングなら透け感があるから大丈夫」と誤解している方がいますが、慶事における黒ストッキングはお通夜・告別式を連想させるため厳禁です。また、素足(生足)や網タイツ、派手なタトゥータイツも品格を損ねるため避けなければなりません。
3. バッグとサブバッグ:紙袋の持ち込みはマナー違反
パーティーバッグは小ぶりなクラッチバッグやチェーンバッグが基本ですが、荷物が入り切らない場合も多々あります。その際、「有名ブランドの紙袋」や「布製エコバッグ」を会場内に持ち込むのは重大なマナー違反です。
荷物が多い場合は、サテンやレース仕立ての上品なパーティー用サブバッグを持参するか、不要な大きな荷物は会場のクロークに預けて披露宴会場には持ち込まないのがスマートな大人の振る舞いです。