郡上流しそうめんの歴史を語る上で欠かせないのが、日本の滝百選にも選定されている「阿弥陀ケ滝」の存在だ。奈良時代の高僧・泰澄が大山修験の場としてひらいたとされるこの霊場は、今もなお荘厳な空気に満ちあふれている。
落差約60メートルを誇る名滝のすぐそばで味わう流しそうめんは、まさに五感で楽しむ贅沢。水質調査でも屈指の清廉さを誇る湧水が使われており、麺の引き締まり具合はまさに異次元だ。
岩肌を打つ水しぶきがマイナスイオンを撒き散らし、周囲の気温は都市部より5度以上低い。心身ともに研ぎ澄まされるような涼感が、訪れる人々を深く魅了する。