華やかな魅力が目立つ一方で、シンガポール現在の生活を維持するためには桁外れの資金力が求められます。近年のインフレと世界中からの富裕層流入により、シンガポール生活費物価は世界一高い都市ランキングの常連となっています。
特に日本人居住者が選ぶコンドミニアム(プール・ジム付きの標準的な集合住宅)の賃料相場は高騰を続けており、家族向け(2〜3ベッドルーム)の物件であれば月額70万〜120万円規模が一般的な水準です。これに加えて、インターナショナルスクールの学費が子ども1人あたり年間350万〜500万円程度、さらに自家用車を所有する場合は車両購入権(COE)の高騰により大衆車であっても総額2,000万円を超えるケースが珍しくありません。
ローカルフードのホーカーセンター(屋台街)を利用すれば食費を抑えることは可能ですが、日本と同じ水準の生活(日本食スーパーの利用や清潔な住環境)を維持しようとすると、年間で最低でも2,000万〜3,000万円以上の可処分所得が吹き飛ぶ計算になります。