2013年秋、ファンが撮影した写真がSNS上で爆発的に拡散され、「奇跡の一枚」として日本中のトレンドを独占した。当時彼女が所属していたダンスボーカルグループ「Rev. from DVL」は、一躍全国区の知名度を獲得することになる。福岡を拠点に地道なレッスンとステージを積み重ねていた少女たちにとって、それは突然押し寄せた巨大な波だった。
スポットライトが一極集中するプレッシャーのなかでも、橋本環奈は決して驕ることなく、ステージ上でのパフォーマンスを磨き続けた。グループとしてのメジャーデビュー、全国ツアー、メディア露出の急増。目まぐるしい環境の変化に揉まれながら培われたプロ意識こそが、その後の彼女を支える揺るぎない土台となった。