松本明子のキャリアを語る上で避けて通れないのが、1984年4月に発生した前代未聞の放送事故です。フジテレビ系の深夜生放送特番『笑福亭鶴光のオールナイトフジ』に出演した際、芸能界の根底を揺るがす発言が電波に乗ってしまいました。
当時の状況は、番組内のコーナーで共演していた片岡鶴太郎や笑福亭鶴光から「ボーイフレンドの名前をカメラに向かって叫んだら、高級品をプレゼントする」と執拗にけしかけられたことが発端です。極度の緊張と「何としても爪痕を残さなければ芸能界で生き残れない」という10代特有の焦りから、彼女は男性器や女性器を指す「放送禁止用語」を叫んでしまいました。これが世に言う松本明子 放送禁止用語 事件(松本明子 オールナイトフジ 発言)です。
発言の瞬間、スタジオの空気は一瞬で氷りつき、プロデューサーは激怒。放送直後からフジテレビの回線がパンクするほどの抗議電話が殺到しました。この一件により、彼女はフジテレビへの出入りを即座に禁止され、他局のレギュラー番組も次々と降板。松本明子 干された理由 真相は、業界内のタブーを不用意に冒したことに対する見せしめ的な処罰であり、彼女はここから約2年間に及ぶ完全な開店休業状態へと追い込まれることになります。