スープを吸わせたり固めたりした残渣は、多くの自治体において「一般廃棄物」(可燃ごみ)として分類される。しかし、その処理手順や推奨される分別アプローチには地域ごとの温度差が存在する。
環境省の基本方針のもと、各自治体は独自のごみ処理基準を設けている。例えば、東京都環境局をはじめとする大都市圏の行政組織では、下水処理施設への過度な有機物流入を防ぐ観点から、残油や濃厚な残汁の可燃ごみ化を推奨する動きが目立つ。一方で、処理施設の焼却能力や水分含有量の制限によっては、水で極限まで薄めて流すことを容認している地域もある。トラブルを未然に防ぐためにも、住んでいる自治体の分別ガイドブックに一度目を通しておく価値はある。