この団体の原点を紐解くには、創始者である波瀬善光の存在を外すことはできない。1954(昭和29)年、波瀬善光が「御守護神様」としての体験を得たことから団体の歴史は始まったとされる。教義の核となるのは、人々の苦しみを救い、精神的・肉体的な救済をもたらすという「霊波」の存在だ。信者たちは日常的に「御守護神様」への感謝を捧げ、祈願を行うことで生活の平穏を得られると信じている。
波瀬善光の他界後、その教えと組織の運営は二代主である長谷敬米へと継承された。新宗教の多くが創始者の死後に分裂や衰退の道を辿る中、同団体は二代主の体制下で組織基盤の強化と施設の整備を進め、安定した運営を維持してきた。創始者への絶対的な帰依と、二代主による堅実な組織統括。この二本柱が、時代が変化しても揺らがない教団の結束力を支えている。