西野七瀬の表現者としての評価を決定づけたのは、映像作品における大胆かつリアリティに満ちた演技への挑戦です。社会現象となったドラマ『あなたの番です』では、一見おとなしい女子大生でありながら物語の鍵を握る狂気と妖艶さを併せ持つキャラクターを演じ、視聴者に強烈なインパクトを与えました。
さらに映画『孤狼の血 LEVEL2』では、スタンドのママ役として出演。これまでの清純なパブリックイメージを覆す金髪姿と、昭和の裏社会を生き抜く生々しい女性の情念を見事に体現しました。劇中での体を張ったシーンや濃厚な人間ドラマは映画関係者からも絶賛され、第45回日本アカデミー賞において優秀助演女優賞および新人俳優賞をダブル受賞する快挙を達成しています。
恋愛ドラマにおける感情豊かなキスシーンや切ない抱擁シーンでも、単なる演出にとどまらない「登場人物の心の揺らぎ」を的確に表現。視聴者からは「観ているこちらがドキドキする」「アイドルの枠を完全に超えた女優の顔」といった熱い感想がSNS上で数多く投稿されています。