「四季折々」の本当の意味とは?四時との違いや挨拶例文を徹底解説

「四季折々」の本当の意味とは?四時との違いや挨拶例文を徹底解説

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国語辞典や古典籍などを調べていると、「四季折々」と酷似した「四時折々」という表現に遭遇することがあります。この2つの違いに戸惑う方も少なくありません。

「四時折々」の読み方は主に「しいじおりおり」または「しじおりおり」です。「四時(しいじ/しじ)」とは、中国の古代思想や漢籍に由来する言葉で、春夏秋冬の4つの季節、あるいは「朝・昼・夕・夜」という1日の4つの時間帯を指します。

比較項目四季折々(しきおりおり)四時折々(しいじおりおり)編集部の見解・使い分け基準語源・ルーツ和語的な「折々」と「四季」が融合した慣用表現漢語「四時(しいじ)」に由来する古典的表現現代の公用文・実務では「四季折々」が標準的指し示す範囲春夏秋冬の季節ごとの変化・風物春夏秋冬に加え、朝昼晩の「常に」を含む場合がある自然美を讃えるなら「四季折々」が最も自然に伝わる現代における使用頻度極めて高い(ビジネス・日常・観光全般)低い(文芸作品・歴史小説・専門領域に限定)日常連絡や挨拶状で「四時」を使うと誤字と誤認される恐れあり

四時折々との違いを簡潔にまとめると、意味上の根本的な差異はわずかですが、現代の実務や日常会話では「四季折々」を使うのが圧倒的に一般的です。改まった手紙やビジネス文書で「四時折々」と書いてしまうと、受け手によっては「誤字ではないか」と受け取られるリスクがあるため、特別な文芸的意図がない限り「四季折々」を選択するのが無難です。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。