綾野剛が実践したトレーニングプログラムは、単に重いダンベルを持ち上げるだけの画一的なものではありません。専属トレーナーの指導のもと、徹底した部位別分割法と自重・高重量のハイブリッドメニューが組まれていました。
特に注力されたのが、背中と体幹の連動性です。撮影時のアクションで俊敏に動ける背筋を作るため、加重チンニング(懸垂)やデッドリフトを主軸に据え、逆三角形のフレームを構築。さらに、腹直筋だけでなく腹斜筋を多角的に追い込むハンギングレッグレイズやアブローラーを取り入れ、深い溝を持つ腹筋を作り上げました。
肉体美の鍵を握る食事制限においては、高タンパク・中炭水化物・極低脂質(クリーンバルク)を徹底。鶏胸肉、ササミ、ブロッコリー、白米をベースに、1日数回に分けたプロテイン摂取を実施し、筋肉の分解を防ぎながら代謝を極限まで高める管理を行いました。撮影直前の数日間には塩分や水分を緻密に調整し、皮膚直下に筋肉が張り付くようなドライな質感(ディフィニション)を完成させています。