ネット上で手軽な収納術として推奨されるタオル丸める収納術ですが、実は運用方法を誤るとタオルの寿命を縮める盲点が存在します。
第一の盲点は「生乾き臭と繊維の硬化」です。完全に乾燥していない状態で固くきつく丸めて詰め込むと、内部に湿気がこもり、部屋干し臭の原因菌であるモラクセラ菌が増殖しやすくなります。丸める収納を採用する場合は、必ず完全に乾燥した状態で、ふんわりと空気を含ませるように巻くのが鉄則です。
第二の誤解は「丸めた方が省スペースになる」という思い込みです。円柱状に丸めたタオルを並べると、円と円の間に必ず隙間(デッドスペース)が生じます。バスケットや引き出しに収納する場合、体積効率だけで比較すると、スクエア型に畳んで立てて並べる方が約15〜20%多く収納可能です。丸める収納は「壁掛けバーに挟む」「浅いカゴに見せる収納として並べる」場合にこそ真価を発揮します。