E-girlsのメインボーカルとしてグループの屋台骨を支え続けた鷲尾伶菜は、隣県である佐賀県唐津市の出身です。彼女にとって福岡・博多のステージは、単なる地方遠征ではなく、自身の原点と家族、そして地元九州のファンに成長を届ける「特別な凱旋の地」でした。
福岡公演のセットリスト(セトリ)には、九州のファンに対する細やかな心配りが随所に散りばめられていました。ライブレポでも度々語り草となったのが、バラードナンバー「好きですか?」「白雪姫」などで見せたエモーショナルな歌唱です。静まり返るマリンメッセ福岡の空間に鷲尾の繊細かつ力強い歌声が響き渡り、MCで「ただいま、福岡!」と語りかける瞬間に会場全体が包み込まれた温かな一体感は、他の都市では味わえない博多公演ならではの固有の空気感でした。