もう一つの革新的な取り組みが、在学生だけでなく卒業生(塾員)へのID永久付与とコミュニティ統合だ。大学を卒業した後も同一のアカウントを通じて、大学が提供する最新のリカレント教育講座や、後輩たちの起業・研究プロジェクトへの参画機会が提供されている。
社会の第一線で活躍する卒業生が、ポータルを通じて現役学生のメンターとなったり、新たな産業の種となる共同研究を出資・支援したりする生態系が生まれつつある。縦と横のつながりが強固な慶應義塾の伝統的な強みが、デジタルという新たな翼を得てさらに強化された形だ。