辻希美の真骨頂は、単なるPR案件をこなすタレントに留まらない点だ。自身が手掛けるビューティーブランド「illuN(イリュン)」は、多忙な女性に向けたスキンケアアイテムを中心に爆発的な売り上げを記録している。彼女自身が日常で抱く肌の悩みやニーズをそのまま商品開発に反映させているため、説得力が段違いなのだ。
現代のインフルエンサーマーケティングにおいて、フォロワー数以上に重要なのは「熱量」と「再現性」である。彼女は自らのSNSを通じて開発プロセスや使用感をリアルタイムで共有し、ファンと共にブランドを育て上げる手法を確立した。企業から与えられた商品を宣伝する従来型マーケティングから脱却し、自らがD2Cブランドの顔兼経営者としてビジネスを回す姿は、芸能人のセカンドキャリアにおける理想的な成功例として業界内でも高く評価されている。