世界で最も有名な人工島「パーム・ジュメイラ」は、完成から歳月を経て、成熟した超高級リゾート都市としての地位を完全に固めた。三日月型の防波堤と16本の葉状の枝からなるこの島には、世界のビリオネアたちがプライベートビーチ付きの邸宅を構え、もはや空き区画を見つけることすら困難な状況だ。
その象徴が、超豪華リゾートホテル「アトランティス・ザ・ロイヤル」の開業である。ブロックを積み上げたような前衛的な建築と規格外のラグジュアリーは、観光ハブとしてのドバイの求心力を劇的に引き上げた。一時は金融危機で開発の停滞が囁かれたエリアも、いまや世界で最も坪単価が高い不動産市場の一つへと変貌を遂げている。