同世代の平均を上回る年収500万円以上を達成している愛玩動物看護師たちには、明確な共通点がある。それは「臨床以外の付加価値」を病院経営にもたらしている点だ。
第一のルートは、リハビリテーション、循環器、腫瘍、行動診療などの特定分野に特化した認定資格を取得し、専門外来を担当するスペシャリスト化だ。第二は、スタッフの採用・育成や在庫管理、広報マーケティングを一手に担う「総括マネージャー(看護部長)」への昇格である。
さらに近年注目されているのが、大手企業が展開する広域動物病院グループへの転職や、夜間救急専門病院での勤務だ。固定給に加えて夜勤手当や業績連動インセンティブが手厚く支給される環境を選ぶことで、一気に年収水準を100万円以上引き上げる看護師も現れている。