シランを毎年見事に咲かせ続けるために、絶対に怠ってはならないのが「花後の手入れ(花がら摘みと剪定)」です。花が終わった後、そのまま放置してしまうと種(タネ)のサヤが形成され、翌年の開花に必要な球根のエネルギーを奪ってしまいます。
手入れの手順は極めて明快です。最後の花が咲き終わったタイミングで、花が付いていた茎の根元(葉の付け根あたり)から清潔なハサミでバッサリ切り戻しを行います。このとき、緑の葉は絶対に切り落とさないことが決定的なポイントです。夏から秋にかけて葉が光合成を行い、地下のバルブへ栄養をたっぷり送り込むことで、翌春に力強い花芽が形成されます。
晩秋から初冬になると葉が黄色く枯れてきます。完全に茶色く枯れ切った葉は地際から刈り取り、株周りをすっきりさせて冬を迎えましょう。