ジョジョ屈指の死闘イギーVsペット・ショップ!勝敗と名言の真相

ジョジョ屈指の死闘イギーVsペット・ショップ!勝敗と名言の真相

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街中での奇襲から逃れたイギーは、入り組んだ下水道の死闘へと戦場を移します。狭い地下空間であればハヤブサの飛行能力を封じられるという計算でしたが、ペット・ショップの執念はそれを凌駕していました。下水道を満たす冷気と、壁を貫通して飛来する氷柱の弾幕により、イギーは完全に退路を断たれます。

この戦いにおいて読者に最も強烈な衝撃を与えたのが、イギーの前足欠損シーンです。放たれた巨大な氷のミサイルがイギーの左前足を下水道の壁面に縫い付け、瞬時に凍結が始まります。このままでは体全体が氷漬けにされて殺されると瞬時に判断したイギーは、自らの牙で凍りついた前足を噛みちぎり、肉体を切り離して濁流へと身を投げました。生き延びるためとはいえ、自らの肉体を損壊する狂気じみた決断力は、イギーという存在の凄まじさを物語っています。

逃げ延びた先の水中でも安全はありませんでした。イギーは砂のドームを作って水中に潜伏し酸素を確保しようとしますが、ペット・ショップは川の水ごと凍らせてイギーを圧殺にかかります。ドームが水圧と氷の膨張で崩壊する寸前、ペット・ショップは自ら水中に潜り込み、至近距離から止めを刺そうと嘴を開きました。

まさにその瞬間が勝負の分かれ目でした。至近距離でホルス神の冷気弾を放とうとしたペット・ショップの嘴を、イギーは残された渾身の力で正面から噛み砕きます。嘴を封じられたことで体内で生成された冷気エネルギーが暴発し、ペット・ショップは自らの頭部を内側から破壊される形で絶命しました。動物としての本能と捨て身の罠が交錯した、まさに紙一重の逆転劇でした。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。