世界中でセンセーショナルに報じられた「ミスター・ポテトヘッドの改名」。SNS上では「ミスターの敬称が奪われた」「男性キャラクターが廃止された」といった過激な憶測が飛び交いましたが、ポテトヘッドのジェンダーレス改名の真相は、玩具ブランド全体の包括的なリブランディングにあります。
玩具大手米ハズブロ公式の発表によると、刷新されたのはキャラクター個人の名前ではなく、トイ全体の「ブランドロゴおよびシリーズ名称」です。従来の「Mr. Potato Head」というブランド冠を、性別に縛られない包括的な「Potato Head」へと変更しました。劇中に登場するキャラクターとしての「ミスター・ポテトヘッド」や「ミセス・ポテトヘッド」という個々の名称や性別設定は、現在もそのまま存続しています。
このミスターポテトヘッドの改名理由の背景には、伝統的な核家族だけでなく、同性カップルやシングルペアレントなど、現代における多様な家族のかたちを子どもたちが自由に表現できるようにする狙いがありました。自分だけのオリジナルなポテトヘッドファミリーを組み立てられる「Create Your Potato Head Family」セットの発売など、時代の価値観を取り入れつつも、キャラクターそのもののアイデンティティはしっかりと守られています。