PS Vitaが起動しないトラブルに直面した際、最初に確認すべきは電源ボタン周辺、あるいは本体下部にあるPSボタンのインジケーター(LEDランプ)の挙動です。本体内部のシステムコントローラーは、ハードウェアの状況をLEDの「色」と「点滅・点灯」によって正確に伝えています。
代表的なサインが「PSVita オレンジランプ点滅」です。充電ケーブルを接続した直後にオレンジ色でゆっくり点滅している場合、これは異常事態ではありません。「バッテリー残量が極限まで減っており、システムを安全に立ち上げるための最低電圧に達していない」ことを示しています。この状態のまま電源ボタンを押しても本体は起動せず、充電が安全圏に達して「オレンジ色の常時点灯」に変わるまで待機する必要があります。
一方で、頭を悩ませるのが「PSVita 青ランプ点灯 画面つかない」というケースです。青いランプが点灯または点滅している状態は、システム自体には通電しており、スリープ中もしくはOSが起動処理を行っている段階を意味します。それにもかかわらず画面が無反応である場合、ソフトウェアの一時的なフリーズ、あるいは有機EL・液晶パネルのバックライトや接続不良が疑われます。「PSVita 画面真っ暗 音は出る」という症状であれば、メイン基板は生きており、ディスプレイ関連パーツのみの不具合である可能性が極めて高くなります。