佐藤浩市さんは広田亜矢子さんと結ばれる以前、1986年に一度目の結婚を経験しています。お相手は当時モデルとして活動していた一般女性でした。共通の知人が開いた食事会で佐藤さんが一目惚れし、交際へと発展したとされています。二人の間には男児が誕生しましたが、その結婚生活は長くは続きませんでした。
結婚からわずか3年後の1989年に二人は離婚に至っています。当時、映画『敦煌』(1988年公開)など国内外の大作映画に立て続けに出演していた佐藤さんは、数ヶ月に及ぶ過酷な長期ロケで家を空けることが常態化していました。若き日の多忙による生活リズムの激しいすれ違いが、夫婦関係の亀裂を深めた最大の要因でした。
一部の週刊誌やゴシップ報道では、共演女優との不倫疑惑が取り沙汰されたこともありましたが、決定的な証拠はなく、本質的には「家庭を顧みる余裕がなかった若さゆえの未熟さ」にあったと関係者は振り返ります。親権は前妻側が持ち、佐藤さんは慰謝料や養育費を誠意を持って支払い続けたと報じられています。この苦い挫折があったからこそ、佐藤浩市さんは再婚において「家庭とパートナーに対する向き合い方」を根本から見つめ直すことになりました。