シブがき隊にまつわるネット上の言説には、長年の間に誇張されたり、事実と異なる文脈で語られたりしているトピックが少なくありません。事実関係を客観的に再整理します。
第一の誤解は、「メンバー同士が絶縁状態にあり、顔も合わせられない」という説です。これは完全に過去のイメージに囚われた謬説です。実際には、薬丸のブログや布川のSNSなどで、プライベートで連絡を取り合っていることや、共通の知人の冠婚葬祭・記念行事で言葉を交わしたエピソードが自然に公開されています。2010年代以降、テレビ番組の企画などで幾度となく「再会」やコメントのやり取りが行われており、確執が現在まで続いているという見方は実態と一致しません。
第二の誤解は、「ジャニーズ事務所との関係悪化による干され」という見立てです。シブがき隊の解隊は、事務所との泥沼の法廷闘争や一方的な脱退ではなく、双方が合意の上で行われた契約満了・円満退所でした。だからこそ、解隊コンサートの映像商品はソニーミュージック等の大手レーベルから正規にDVD化され、楽曲の原盤権や配信も滞りなく運用されています。解隊後も各メンバーがテレビ局の主要番組に出演し続けられた事実そのものが、事務所との決定的な断絶が存在しなかった証拠と言えます。