予約の都合や自由席の混雑によって、電源のない通路側席やB席に座らざるを得ないケースも珍しくありません。そうした状況で機器のバッテリーが切れた場合の現実的なリカバリー策を押さえておく必要があります。
最も確実な自衛策は、機内持ち込み基準を満たしたモバイルバッテリーを携帯しておくことです。東海道新幹線を含むJR各線では、160Wh以下のリチウムイオンバッテリーであれば手荷物として車内に持ち込めます。近年のノートPC給電に対応したUSB PD(Power Delivery)対応・65W以上の高出力バッテリーをカバンに忍ばせておけば、車内電源の有無に左右されません。
なお、窓側席に座っている見ず知らずの乗客に対して足元のコンセントを貸してほしいと頼む行為や、床を横切るように長いコードを這わせる行為は、隣席とのトラブルや転倒事故の原因となるためマナー上避けるべきです。また、デッキの洗面台や業務用コンセントを無断で使用して充電する行為は固く禁止されており、車掌から厳重注意を受ける対象となります。