視聴者の目を奪う純白のミニマルな空間。あの「THE FIRST TAKE 白スタジオの撮影場所」はどこにあるのでしょうか。関係者の情報および公式の制作クレジットから判明している所在地は、東京都港区赤坂・六本木エリアに位置するソニー・ミュージックスタジオ東京(Sony Music Studios Tokyo)です。
国内屈指の音響設計を誇る同スタジオのブース内に、四方を白い壁と床で覆った特設セットが常設されています。視覚的なノイズを極限まで排除したデザインは、TBWA\HAKUHODOのクリエイティブチームが主導したもので、「装飾を削ぎ落とし、音楽そのものとアーティストの表情だけに集中させる」という明確なコンセプトに基づいています。
「THE FIRST TAKE 一発撮りの仕組み」の核心は、アーティストを完全に孤独にさせる演出にあります。スタジオ内のブースには歌い手(および演奏者)だけが入り、スタッフは隣室のコントロールルームからモニタリングします。ブース内のシグナルランプ(Cueランプ)が青から赤に点灯した瞬間が収録開始の合図。カウントダウンやディレクターの指示はなく、歌い出すタイミングの決定権は完全にアーティスト本人に委ねられています。