放送当時から現在に至るまで、西郷どんの出演者の評判とネットの反応を検証すると、熱狂的な支持と伝統的大河ファンからの戸惑いが入り混じる独自の反響が見出せます。
第一に大きな話題を呼んだのが、中園ミホ氏による「男同士の強烈な結びつき(ブロマンス)」の描写です。西郷吉之助と大久保正助(西郷どんの瑛太と大久保利通)の抱擁や、島津斉彬に対する吉之助の狂信的な心酔ぶりに対し、SNSや5ちゃんねる等では「幕末河原BL」「熱狂的すぎて胸が熱くなる」といった肯定派と、「従来の硬派な政治劇を好む層」からの違和感がぶつかり合いました。
しかし、中盤の「奄美大島・沖永良部島編」に入ると評価は一変します。南海の自然を背景に、絶望した西郷が二階堂ふみさん演じる愛加那と出会い人間性を取り戻していくプロセスは、視聴率や満足度調査で圧倒的な数値を記録しました。
💬 【当時のファン・視聴者コミュニティの生の声】- 「鈴木亮平の体当たりの演技に圧倒された。牢屋の中での骨と皮だけの姿から、後半の堂々たる西郷さんへの変貌はもはやCGレベル。」(X実況ポストより)
- 「瑛太の大久保利通が凄まじかった。西郷と対立していく後半、目の光が消えて冷徹な政治家になっていくグラデーションに震えた。」(ドラマ感想掲示板より)
- 「最初は恋愛要素が多いかと思ったが、明治維新以降の西南戦争への悲劇的な流れは涙なしには見られなかった。」(レビューサイトより)