京都市左京区の一乗寺エリアは、わずか数百メートルの区間に数十軒のラーメン店がひしめき合う、関西屈指のラーメンストリートとして全国に名を馳せています。学生街特有のボリューム感と、各店がしのぎを削る独自性の高さが、この街を特別な激戦区へと押し上げました。
その一乗寺で圧倒的な存在感を放つのが、「麺屋 極鶏(ごっけい)」です。看板メニューの「鶏だく」は、鶏肉と骨の髄まで極限まで炊き込んだドロドロの超濃厚スープで知られ、初めて訪れる人を確実に圧倒します。麺を持ち上げるとスープがそのまま絡みついて持ち上がるほどの濃度でありながら、鶏特有の嫌な臭みは皆無で、驚くほど重層的な旨味に満ちています。
極鶏を訪れる際に避けて通れないのが待ち時間対策です。現在は店頭での時間指定整理券(または指定時間集合方式)が定着していますが、週末や連休には開店前から配付終了になることも珍しくありません。午前10時台の早い段階で店頭を訪れて整理券を確保し、指定時間までは一乗寺の古書店や詩仙堂などの名所を散策するのが、スムーズに名店を堪能する賢い立ち回り方です。