職場復帰の朝に慌てないために把握しておくべき関門が、園に提出する書類の種類です。突発性発疹において医療機関が発行する登園許可証(医師の意見書)が求められるのか、あるいは保護者が記入する「登園届」で済むのかは、自治体の統一基準や園の運営方針によって明確に分かれています。
昨今の医療現場では、軽症感染症に対する診断書発行が小児科医の過重負担につながるとして、日本小児科学会などが主導する書類簡素化の流れが進んでいます。それでもなお、独自の安全管理規定を持つ認可外保育施設や一部の私立認可園では、厳格な書類提出を求めるケースが残っています。
注意したいのは、熱が出ている段階で小児科を受診しても、確定診断が下りないケースが多い点です。突発性発疹は「解熱と同時に発疹が出る」ことで初めて診断が確定する疾患であるため、解熱前の段階で医師に治癒証明書や意見書を求めても発行できません。発疹を確認した後に改めて受診するか、電話で診断名と登園可否の指示を仰ぐ段取りが求められます。