Nstで赤ちゃんが苦しいサインとは?波形の異常と緊急帝王切開の真相

Nstで赤ちゃんが苦しいサインとは?波形の異常と緊急帝王切開の真相

Nstで赤ちゃんが苦しいサインとは?波形の異常と緊急帝王切開の真相の背景について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

Q1:NSTの最中にアラームが何度も鳴りました。赤ちゃんに障害が残ったり後遺症が出たりする前触れでしょうか?
A1:アラームが鳴ったこと自体が直ちに障害や後遺症につながるわけではありません。多くは赤ちゃんの激しい胎動によって超音波端子の位置がずれたことによる受信エラーや、へその緒の一時的な圧迫による一過性の徐脈です。検査終了時に医師や助産師から「波形全体を見て問題ない」と診断されていれば、脳や臓器に障害を及ぼすような低酸素状態には陥っていませんので安心してください。

Q2:NSTで心拍数が160〜170bpm近くまでずっと高い状態が続いていました。赤ちゃんが苦しがっているのでしょうか?
A2:胎児心拍数が160bpm以上で持続する状態を「頻脈」と呼びます。胎動が激しい時間帯に一時的に上がるのは極めて正常ですが、安静時にも高値が続く主な原因は、母体の脱水、発熱、不安によるアドレナリン分泌、あるいは子宮内感染などが挙げられます。胎児が初期の酸素不足を代償しようとして心拍を上げている可能性もあるため、水分補給や母体体温の測定を行いながら慎重に経過が追われます。

Q3:自宅で赤ちゃんの心拍を聞ける家庭用ドップラー心音計を使っています。心拍数が遅い気がしたら救急受診すべきですか?
A3:家庭用ドップラー心音計で聞こえる音は、母体の大動脈の血流音や胎盤の血流音を赤ちゃんの心音と誤認しているケースが多々あります。素人判断で「遅い」「早い」を評価するのは極めて危険です。心音計の数値に惑わされるよりも、「胎動がしっかりあるかどうか」をご自身の体感と胎動カウントで確認してください。胎動が明瞭に減っていると感じる場合は、心音計の結果にかかわらず直ちに産院へ電話で相談してください。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。