ハイボールのアルコール度数は何%?缶・居酒屋の平均と酔いやすさの真相

ハイボールのアルコール度数は何%?缶・居酒屋の平均と酔いやすさの真相

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ハイボールを注文するとき、私たちは無意識のうちに「サッパリしているから軽めのお酒」と錯覚しがちです。しかし、実際のアルコール度数を数値化すると、ビールとの決定的なギャップが浮き彫りになります。

一般的な市販の缶ハイボールを観察すると、定番商品の多くは7%に設定されています。さらに飲みごたえを重視した「濃いめ」タイプは9%に達し、これはストロング系チューハイと同等のアルコール強度です。一方で、居酒屋のハイボール度数の平均値は、ウイスキーとソーダを「1:4」で割る標準オペレーションの場合、氷が溶ける前の段階で約7〜8%。氷が馴染んだ状態でも約6〜7%を維持しています。

ここで重要なのが、ハイボールとビールの度数比較です。日本の一般的な生ビール(大手4社)のアルコール度数は約5%。つまり、ハイボールはビールに対して約1.4倍〜1.8倍のアルコール濃度を持っています。「生中を3杯飲んだ感覚」で居酒屋のハイボールジョッキを3杯空けた場合、体内にはビール4〜5杯分に相当する純アルコールが流れ込んでいる計算になります。厚生労働省が策定した健康に配慮した飲酒指針においても、純アルコール量の把握が強く推奨されていますが、爽快感に隠されたこの濃度の差こそが、想定外の深酔いを引き起こす最大の引き金です。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。