神奈川男子御三家と総称される聖光学院中学校高等学校、栄光学園中学校高等学校、浅野中学校高等学校の3校は、いずれも全国屈指の進学校でありながら、その教育理念と校風は対照的です。
現在の進学実績において頭ひとつ抜けた存在となっているのが、横浜市中区に校舎を構える聖光学院中学校高等学校です。徹底した学習サポート体制と教員の熱心な指導により、東大現役合格率で全国トップクラスの座を不動のものとしました。塾いらずと称されるほどのきめ細かなフォローアップと、新校舎をはじめとする充実した学習環境が受験生・保護者から絶大な信頼を集めています。
一方、鎌倉の広大な自然の中に位置する栄光学園中学校高等学校は、イエズス会を母体とするカトリック校です。生徒の自主性と深い思考力を育むリベラルな教育が特徴で、中間・期末テストを廃止して小テストを積み重ねる独自の学習管理や、知的好奇心を刺激する授業を展開しています。自ら問いを立てて探究する姿勢を重んじる校風は、学界や法曹界をはじめ各分野で活躍するリーダーを数多く輩出してきました。
横浜市鶴見区の浅野中学校高等学校は、「文武両道」を高い次元で体現する名門校です。広大なグラウンドを備え、部活動への加入率が極めて高いことで知られます。クラブ活動に打ち込みながらも現役で難関大学へと進学する生徒が多く、理系進学者への手厚いサポートや堅実な進路指導に定評があります。