黒楽譜における最大のステータスであり、制作者たちのプライドが激突したのが「音符数(ノート数)」の多さです。初期の真っ黒ナイトオブナイツは数十万ノート規模でしたが、制作者同士の技術競争が過熱するにつれ、100万、400万、さらには2000万ノートを超えるモンスター級のデータが次々と生み出されていきました。
ネット上には数億〜数十億ノートを謳う概念的なデータも登場しましたが、一般的なサウンドカードや再生ソフトが処理しきれず即座にクラッシュするため、実際に鑑賞可能な動画としては数百万から数千万ノートが最高峰の記録とされています。興味深いのは、音符が増えるにつれて「音楽」から「幾何学的なグラフィックアート」へと性質が変化した点です。落ちてくる音符の軌跡でグラデーションや美しい模様を描き出し、目と耳の双方を刺激するデジタルアートとしての側面が熱烈に支持されました。