鈴木早智子さんは1969年2月22日生まれ、埼玉県大宮市(現・さいたま市)出身です。若い頃から歌手を目指してレッスンに励み、1987年に雑誌『Up to boy』のミス・コンテストでグランプリを獲得したことをきっかけに芸能界へ足を踏み入れました。その後、同じコンテストの入賞者であった相田翔子さんと出会い、1988年4月に「Wink」としてシングル『Sugar Baby Love』で鮮烈なデビューを飾ります。
当初は一般的な笑顔のアイドル像を求められていましたが、振付を覚えるのに必死で緊張のあまり笑顔を作れなかったことが、結果として「笑わないアイドル」「人形のような無機質な美しさ」という唯一無二のキャラクターとして大ブレイクへと繋がりました。
同年にリリースされた3rdシングル『愛が止まらない 〜Turn It Into Love〜』がドラマの主題歌に起用されて大ヒットを記録すると、翌1989年の『淋しい熱帯魚』では日本レコード大賞を受賞。NHK紅白歌合戦への出場を果たし、名実ともにトップスターの座へ駆け上がりました。鈴木早智子さんの持つどこか憂いを帯びたハスキーボイスと凛とした佇まいは、女性ファンからも絶大な支持を集めました。