「よんきびう」という言葉が表舞台に現れたのは、かつての巨大掲示板2ちゃんねる(現5ちゃんねる)のオカルト板でした。2000年代中盤、オカルト板では「意味が分かると怖い話」を投稿・鑑賞するスレッドが一大ブームを巻き起こしており、短文でありながら読者に謎解きを要求する質の高いコピペが多数生み出されていました。
そのなかで投下されたのが、日常の風景に突如として「よんきびう」という謎の単語が紛れ込む怪談テキストです。投稿当初は「単なるタイプミスか」「意味不明な悪ふざけか」と受け流されがちでしたが、あるユーザーがその規則性に気づいたことでスレッドは一気に震撼しました。意味不明な文字列が、わずか数秒で鮮明な恐怖体験へと変貌するカタルシスが、当時のネットユーザーに強烈なインパクトを与えたのです。
以降、このフレーズはテキストサイトやまとめブログを通じて爆発的に拡散され、形を変えながら現在に至るまで語り継がれる定番のネット怪談となりました。