「ファミマのATM=ゆうちょの手数料が無料」という認識は、半分正しく、半分は誤りです。この誤解こそが、多くの利用者が無駄な手数料を支払ってしまう最大の原因となっています。
ファミリーマート店舗に置かれているATMには、大きく分けて「ゆうちょ銀行直営の小型ATM」と、提携コンビニATMである「イーネット(E-net)ATM」の2系統が存在します。緑色のゆうちょマークが付いた専用機であれば、所定の時間内なら引き出しも預け入れも手数料0円で利用できます。しかし、イーネット端末が設置されている店舗でゆうちょ銀行のカードを挿入した場合、平日の真昼間であっても提携利用手数料が発生してしまいます。
「ファミマに入ったから無料のはず」と画面の確認を適当に済ませて取引を完了させてしまうと、知らぬ間に1回あたり110円〜220円が口座から引かれてしまいます。1回の手数料は小さく見えても、月に3〜4回繰り返せば年間で数千円規模の損失です。まずは「店内のATMがどちらのタイプなのか」を見極める習慣をつけることが防衛の第一歩となります。