スマホのウイルス感染警告は本物?騙されない見分け方と正しい対処法

スマホのウイルス感染警告は本物?騙されない見分け方と正しい対処法

スマホのウイルス感染警告は本物?騙されない見分け方と正しい対処法に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

ネットニュースやSNSのリンクを開いた瞬間、GoogleやAppleのロゴとともに「深刻なウイルスが検出されました」と表示されるケースが後を絶ちません。利用者を恐怖に陥れるこの画面、偽セキュリティ警告の手口と真相を知れば過度に恐れる必要はありません。

インターネットを閲覧する仕組み上、SafariやGoogle ChromeといったWebブラウザが、スマホ内部のシステム領域を勝手にスキャンしてウイルスを検出することは技術的に不可能です。Webサイト側に端末内部を診断する権限は存在しないため、Webページ上に「あなたのスマホは感染しています」と表示されている時点で、それは例外なくユーザーを騙すために作られた偽のWebページ(フェイクアラート)と断定できます。

仕掛け人がこのようなセキュリティ警告詐欺を仕掛ける理由は、利用者の不安を煽ることで以下のような金銭的・情報的利益を得るためです。

・高額な月額料金(サブスクリプション)が発生する不要なアプリをインストールさせる
・フィッシングサイトへ誘導し、クレジットカード情報やApple Account(旧Apple ID)・Googleアカウントを窃取する
・「サポート窓口」と偽った電話番号にかけさせ、高額なサポート契約を結ばせる、または電子マネーを購入させる

つまり、警告画面が出た時点ではまだ実害は発生していません。画面の指示に従ってアクションを起こしてしまうことこそが、本当の被害の引き金となります。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。