事務所という固定拠点を失った指定暴力団は、どこへ向かうのか。かつてのように看板を掲げた事務所で集金や会合を行うスタイルは完全に崩壊した。結果として、組織は少人数化・地下化を進め、サイバー犯罪や特殊詐欺、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)との交錯など、より見えにくい形での資金獲得へとシフトしている。
しかし、警察当局もこの変化を見逃してはいない。国家公安委員会による指定更新と法規のアップデート、暗号化通信の捜査技術向上により、地下化された暗部への包囲網も着実に再構築されつつある。固定の拠点を喪失した組織が、時代の波に飲まれて消滅していくのか、あるいは新たな形態へと変貌を遂げるのか。裏社会が迎えた最大の分岐点は、いままさに進行形である。 (出典: 住吉会 事務 所(Yahoo!ニュース))
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