交際が噂されていた時期、前田裕二はベストセラーとなった著書『メモの魔力』の執筆や事業拡大に追われ、寝る間も惜しんで仕事に没頭していた。一方で石原さとみも、主演ドラマ『アンナチュラル』での圧巻の演技が絶賛され、女優としての評価を揺るぎないものにしていた時期と重なる。
互いに人生の絶頂期とも言える多忙を極めていたことが、皮肉にも二人の距離に影響を与えていく。思考をノートに書き出しビジネスを推進する前田のスタイルと、役に深く没入して作品を作り上げる石原の姿勢。双方のプロフェッショナリズムが高すぎたからこそ、私生活における時間の共有が難しくなっていったのは必然だったのかもしれない。