愛らしくもたくましい姿を楽しむ一方で、獣医師たちは「全ての猛走が健康的な行動とは限らない」と注意を呼びかけている。特に注意が必要なのは、行動の前後で呼吸が激しく乱れる場合や、壁や家具に激しく衝突するなど制御が利いていないケースだ。
狂乱状態が15分以上続く場合や、走った直後に口を開けてハアハアと喘ぐ(開口呼吸)症状が見られる場合は、甲状腺機能亢進症や神経系の異常、重度のストレスが潜んでいる可能性がある。愛猫の挙動を日常的に観察し、単なる娯楽的な走りと病的な発作の違いを見極める視点が飼い主には求められている。