暗闇で色が見えないのはなぜ?錐体細胞と桿体細胞の違いと覚え方を徹底解説

暗闇で色が見えないのはなぜ?錐体細胞と桿体細胞の違いと覚え方を徹底解説

暗闇で色が見えないのはなぜ?錐体細胞と桿体細胞の違いと覚え方を徹底解説とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

人間の眼球の最深部にある網膜には、光を感知するセンサーである視細胞がおよそ1億2600万個存在します。この膨大な数の細胞は均一ではなく、昼間の精密な視覚を司る「錐体細胞」と、夜間の暗視を支える「桿体細胞」という2つの独立したシステムに分かれています。

錐体細胞は、十分な光がある環境下で微細な形態や鮮明な色彩を捉える役割を担っています。内部には光受容タンパク質であるフォトプシン(オプシンタンパク質)を含み、感知する光の波長によって3種類に分かれています。一方の桿体細胞は、形が細長い円筒状(桿状)をしており、光に対する感度が極めて高いのが特徴です。桿体細胞に含まれるロドプシン(視紅)は、わずか光子1個の刺激にも反応できるほどの超高感度センサーとして機能します。

項目錐体細胞(Cone cell)桿体細胞(Rod cell)編集部の見解・評価細胞の形状と総数先端が円錐状 / 約600万〜700万個先端が細長い棒状 / 約1億〜1億2000万個総数では桿体細胞が圧倒的多数(約95%)を占める主な活動環境明所(昼間・十分な照明下)暗所(夜間・月明かり程度)明るさに応じた完全な棲み分けが存在する光に対する感度低い(強い光が必要)極めて高い(錐体の数百〜数千倍)暗闇での生存・外敵察知に不可欠な進化の産物色の識別能可能(赤・緑・青の3色型)不可能(明暗のグラデーションのみ)暗所での色の喪失は桿体単独駆動による直接的帰結空間解像度(視力)極めて高い(文字や細部を読める)低い(輪郭や動きの検出が中心)中心窩に錐体が集中しているため視力1.0以上が出る感光色素(受容体)フォトプシン(赤・緑・青の3種)ロドプシン(ビタミンA結合体)ロドプシンの不足は夜盲症(鳥目)の直接原因
山崎 陸
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山崎 陸

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