寿司処やぐらの暖簾をくぐったら絶対に外せないのが、看板メニューである「本マグロ中トロ」と「煮穴子」です。
中トロはきめ細やかなサシが美しく、常温に馴染ませた赤身の酸味と脂の甘みが絶妙なハーモニーを奏でます。また、創業以来継ぎ足されてきた特製ツメを塗った煮穴子は、口に含んだ瞬間にほどけるふっくらとした食感が特徴で、多くの常連客が締めの逸品として指名します。
さらに、四季折々の旬のネタも大きな魅力です。
- 春季(3月〜5月):初鰹の藁焼き握り、富山産ホタルイカ、脂の乗った春子鯛(カスゴダイ)の昆布締め
- 夏季(6月〜8月):新子(シンコ)、煮アワビ、さっぱりとしたスダチと塩でいただく天然ヒラメ
- 秋季(9月〜11月):新サンマの炙り、戻り鰹、コクの深い生イクラの醤油漬け
- 冬季(12月〜2月):寒ブリの砂ずり、大間や塩釜直送の極上赤身漬け、濃厚な真鱈白子ポン酢軍艦
その日の黒板に書かれた「本日のおすすめ」には、大将が市場で一目惚れした希少部位や限定仕入れの地魚が並ぶため、着席後はまずおすすめボードを確認するのが通の楽しみ方です。