レズビアンコミュニティで自己紹介を行う際、外見カテゴリーに加えて「寝室での役割」や「精神的なリード・フォロー関係」を表す用語が組み合わされます。これが「タチ」「ネコ」「リバ」です。
外見が女性らしい「フェム」であっても、内面や性的な役割は人それぞれ異なります。
1. フェムタチ(Femme Tachi)
外見は女性らしく可憐でありながら、性行為や恋愛関係において能動的にリードする「タチ(攻め)」のポジションを担うタイプです。「見た目は甘めなのに、会話の主導権を握ってエスコートしてくれる」「ベッドでは積極的」といったギャップに惹かれるファン層が根強く存在します。
2. フェムネコ(Femme Neko)
外見も女性らしく、恋愛や行為においても受け身・甘えん坊な「ネコ(受け)」のポジションを好むタイプです。もっともクラシカルで分かりやすい組み合わせと捉えられがちですが、決して「何も自己主張しない」という意味ではなく、相手に包まれる安心感を重視する傾向を指します。
3. フェムリバ(Femme Reversible)
外見はフェムであり、相手やシチュエーションに応じてリード側(タチ)にも受け手(ネコ)にもなれる「リバーシブル」なタイプです。当事者アンケートや各種マッチングアプリのプロフィール調査でも、近年は「相手との相性次第でどちらも楽しめるリバ」を自認する層が全体の半数以上を占めるなど、最も柔軟で人気のあるスタンスとなっています。