ATMの利用において見落としがちなのが、「硬貨の取り扱い」「キャッシュカードの出金限度額」「年末年始の特別稼働」に関する制約です。
まず、硬貨を伴う預入や引き出しは、店舗内に併設されているATMの平日稼働時間(原則8:45〜17:00または18:00)に限定されます。駅前や商業施設などの店舗外無人ATM(店外出張所)では、構造上硬貨の投入口が封鎖されており、紙幣のみの取扱となります。また、小銭の大量預入には枚数制限や手数料規定が設けられている場合があるため、貯金箱の整理などで硬貨を大量に持ち込む際は、窓口での手続きを視野に入れる必要があります。
防犯上の理由から設定されているATM引き出し限度額についても確認が欠かせません。但陽信用金庫のキャッシュカードは、磁気ストライプカードの場合で1日あたり原則50万円、ICチップ搭載カードの場合で1日あたり原則100万円が初期上限枠として設定されています。高額な買い出しや冠婚葬祭でまとまった現金が必要な場合は、事前に窓口で一時引き上げの手続きを行うか、日数に余裕を持って計画的に引き出す対策を講じてください。
さらに、年末年始(12月31日〜1月3日)のATM稼働は、カレンダー通りの祝日扱いとなります。多くの店舗内ATMで稼働が継続されるものの、利用手数料は休日扱い(110円)となり、一部の店舗外ATMでは稼働時間が短縮または完全休止となるケースが報告されています。年末の生活資金は12月30日以前の平日日中に確保しておくのが賢明です。