生花の美しい発色を長持ちさせるためには、加工前の準備段階から科学的根拠に基づいた処置を施す必要があります。
花を加工する絶好のタイミングは「5分咲きから7分咲き」です。まだ花弁の中心が引き締まり、細胞の活力が高い状態で乾燥工程に入ることで、水分が抜けた後も花弁が散らず、鮮明な色素が定着します。
また、仕上げの工程として見逃せないのがドライフラワー専用の硬化・コーティングスプレーの活用です。完成したバラの表面にUVカット成分配合の保存用スプレーを均一に吹き付けることで、空気中の酸素や湿気、日常光の紫外線から花弁を保護します。これにより、花弁のポロポロとした崩れを防止するとともに、退色速度を3分の1以下に遅らせることが可能になります。