滋賀県長浜市木之本町に位置する鶏足寺は、735年に行基によって開基されたと伝わる古刹(現在は廃寺となり、地元住民が管理)です。秋になると約200本におよぶ古木のモミジが一斉に色づき、落葉期には苔むした石段や緩やかな参道一面が深紅に染まります。
例年の見頃時期は11月中旬から11月下旬にかけてです。とりわけ11月20日前後の数日間、落葉が敷き詰められた直後の早朝には、朝露に濡れた鮮烈な「赤の絨毯」が現れます。
2026年現在の受入体制は、かつてのような「紅葉まつり」の開催や大型臨時駐車場の設置、シャトルバスの巡回といったマスツーリズム型の受入を停止した状態が続いています。現地自治会や長浜観光協会の発表資料によれば、商業的な観光プロモーションは控えられており、過度な集客を抑制しつつ、静穏な環境を保全する方針が堅持されています。