Q1:お風呂の湯船や海水に落としてしまった場合、水道水で洗い流すべきですか?
A1:海水や入浴剤入りの水の場合、そのまま乾燥させると塩分や化学物質が結晶化して基板を確実に破壊します。電源が完全に切れていることを確認した上で、蛇口からの極めて弱い流水(水圧をかけない)で表面の塩分を数秒間サッと洗い流し、直ちにクロスで拭き取って修理店に持ち込むのが有効な緊急避難策です。ただし、真水に落とした場合は追加で洗う必要は一切ありません。
Q2:スピーカー水抜き用の周波数アプリやYouTube動画は、水没直後に使ってもいいですか?
A2:水没直後の使用は厳禁です。水抜き音(165Hz等の低周波)を鳴らすためには端末の電源を入れ、アンプ回路に通電させる必要があります。内部基板に浸水している状態で音を鳴らすと、スピーカー駆動回路がショートして全損する恐れがあります。水抜き音は、端末を十分に乾燥させた後、機能チェックの段階でスピーカーの音割れ・こもりを解消する目的に限って使用してください。
Q3:水没反応シールが変色していなければ、水没を隠して無償修理を受けられますか?
A3:受けられません。外から見えるLCIシールが変色していなくても、メーカーや正規修理拠点の技術者が分解した際、内部の基板上やバッテリー裏に配置された複数のインジケータ、さらにはネジの腐食痕や水垢の残留によって水没の事実は100%露呈します。虚偽の申告は修理受付の中断やトラブルの原因になるため、最初から水没の状況を正確に伝えることが最善です。
Q4:乾燥させて無事に電源が入りました。このまま使い続けても問題ないでしょうか?
A4:そのまま使い続けるのは極めて危険です。乾燥によって一時的に通電しても、内部に入り込んだ微細な不純物が空気中の湿気を吸って徐々に金属を侵食し、数日から数週間後に突然シャットダウンして二度と起動しなくなる事例が多発しています。電源が入ったら、まずは何よりも最優先でPCやクラウドへ全データのバックアップを作成し、早めに機種変更するか点検を受けることを強く推奨します。