クレペリン検査とは?落ちる人の特徴と判定基準・受かる対策のコツに関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
クレペリン検査の合否を左右する最大の要素は、1分ごとの計算量を結んでできる折れ線グラフの形状です。この形状は大きく「定型曲線」と「非定型曲線」に二分されます。
判定員が理想的な適性とみなす「定型曲線」は、人間の生理的な疲労と心理的慣れが自然に現れた美しいU字型を描きます。前半はスタート直後の1分目が最も多く、徐々に疲労で作業量が落ち込み、15行目に向けてわずかに持ち直します。そして5分間の休憩を挟んだ後半は、休憩による疲労回復と作業への慣れが相乗効果を生み、前半のピークを上回る量でスタートし、終盤に向けてなだらかに下降していくパターンです。
一方、感情の不安定さや過度の疲労、注意力の散漫を抱えている場合、グラフは大きく歪んだ「非定型曲線」を示します。
曲線タイプ特徴的な形状・数値データ心理・適性の判定基準編集部の見解・合否傾向定型曲線(標準型)前半U字型、後半作業量が前半比約110〜120%に伸長、誤答率1%未満情緒安定、適度な緊張感と疲労回復力、状況適応能力が高い【極めて安全】鉄道運転士・公安職・インフラで最優先通過基準動揺型(鋸歯状)毎分の計算量が激しく増減(前後の行で10〜15字以上の落差が頻発)気分屋、感情の起伏が激しい、集中力の自己制御が困難【危険水準】ミスが許されない運行系・プラント系職種では即不合格対象過度低下型(失速型)前半後半ともに中盤以降の作業量が開始時の50%以下へ急激に低下ストレス耐性の欠如、スタミナ不足、慢性疲労・バーンアウト傾向【不合格リスク高】激務が予想される職種や夜勤のある職場では敬遠される立ち上がり不良型1行目の計算量が極端に少なく、5〜6行目から急激に増加する初動の遅れ、指示理解への時間要、危機対応時の初動遅滞リスク【職種依存】研究職等では許容されるが緊急対応職種ではマイナス評価異常低効率型1分間の計算量が平均20字未満、全体の誤答数が2桁を超える処理速度の著しい遅滞、指示に対する極度の不安・意欲低下【不合格確定級】基礎能力不足または受検態度の不良として足切り対象