ネット検索で「patrick labo ginza」を入力した際に浮上する「炎上」「噂の真相」というネガティブなキーワード群。これらを目にして不安を覚えるユーザーも少なくありません。当編集部がSNSの投稿履歴、レビューサイト、各種掲示板のログを過去数年分にわたり精査したところ、ブランドの経営危機や接客トラブルといった決定的な不祥事は一切確認されませんでした。
では、なぜこのような検索傾向が生じたのか。その真相は、大きく分けて2つの要因に集約されます。
第1の要因は、「限定コラボ・復刻モデルの過熱による転売騒動と即完売への不満」です。過去に数回復刻されたヴィンテージカラーや限定レザースニーカーの発売日において、早朝から並びが発生し、オンラインストアと銀座店の在庫が一瞬で払底。手に入れられなかったファンがSNS上で「在庫管理はどうなっているのか」「転売屋対策が不十分ではないか」と強い不満を投稿した一連の経緯が、アルゴリズム上で「炎上」という言葉に結びついてしまった経緯があります。
第2の要因は、「サイズ感のミスマッチによる後悔の叫び」です。パトリックのスニーカーは、フランス発祥の木型(ラスト)をベースにしており、全体的に細身(D〜Eワイズ相当)で甲が低めに設計されています。一般的な幅広スニーカーの感覚で試着せずに通販で購入したユーザーが「幅が狭すぎて足が痛い」「1サイズ上げても小指が当たる」といった強い痛みの体験談を投稿。これが「パトリックは買ってはいけない?」という憶測を呼び、ネガティブな検索ボリュームへと増幅されたのが実情です。