映画『流浪の月』での息詰まる緊張関係から一転、全国の視聴者を笑顔にさせたのが、富士フイルム「instax(チェキ)」のCMシリーズです。2022年秋に放映が開始されたこの広告では、映画の重苦しさが嘘のように明るく軽快なやり取りが展開され、そのギャップが大きな話題を呼びました。
メイキング映像や記者発表会の場で垣間見える二人の空気感は、まさに気心の知れた同年代の仲間そのものです。広瀬すずが横浜流星に対して自然体でツッコミを入れ、横浜流星が照れ笑いを浮かべながら返すテンポの良さは、作られた演技を超えた心地よさを醸し出しています。
現場スタッフの証言によると、カメラが回っていない合間にも、互いに最新のinstaxでオフショットを撮り合い、写真の仕上がりを見て笑い転げる姿が日常茶飯事だといいます。「すずちゃん」「流星くん」と呼び合い、撮影を重ねるごとに掛け合いのアドリブが増えていく様子は、まさに理想的なバディの関係性です。2024年から2026年にかけて展開された新モデルのプロモーションでも、二人の醸し出すリラックスした多幸感は衰えるどころか深まりを見せており、ブランドイメージの向上に絶大な貢献を果たしています。