引退後、朝青龍と日本のファンを結ぶ最大の架け橋となったのがX(旧Twitter)です。開設当初からその投稿スタイルは独特で、カタカナ混じりの不器用ながら情熱的な日本語、突如として投下される直言、そして相撲中継を見ながらのリアルタイム実況は、瞬く間にネット上の名物となりました。
SNS調査チームがファンの反応を分析したところ、現役時代はアンチだった層の多くが、Xでの発信を通じて好意的なファンへ転向している現象が確認されています。甥である豊昇龍が不甲斐ない相撲を取れば「バカ野郎!」「何やってるんだ!」と画面越しに激怒し、見事な勝利を収めれば誰よりも歓喜する。そこには、作為的な演出や広報用に取り繕った言葉が一切ありません。
時に過激な投稿で炎上騒ぎを起こすこともありますが、それすらも「裏表のない朝青龍らしさ」として受け入れられています。日本の相撲界が公式見解として言えないような審判批判や力士への苦言も、一人の相撲を心から愛するOBとして代弁してくれる姿に、相撲ファンは痛快さを感じているのです。