ネット上のコミュニティや知恵袋などでは、時折「さくらももこの姉は実在しない架空のキャラクターなのでは」「すでに若い頃に亡くなっているのではないか」といった根拠のない憶測が散見されます。しかし、これらの噂は完全な事実無根です。
原作者のさくらももこ先生(本名:三浦美樹)には、実際に3歳年上の実姉が存在します。アニメに登場する「さくらさきこ」は、その実姉を色濃く反映させたセルフパロディ的な造形です。この事実は、ミリオンセラーを記録した初期エッセイ『もものかんづめ』(1991年)や『たいのおかしら』などの手記を読むと明白に理解できます。
手記の中で明かされる実際の姉妹関係は、アニメの温かな牧歌性とは打って変わり、壮絶を極めています。些細なおやつの取り合いから掴み合いの喧嘩に発展し、部屋の真ん中にチョークで境界線を引いて睨み合ったエピソードや、お互いの容姿・性格を容赦なく罵倒し合った記録が赤裸々に綴られています。また、作中同様に実姉も熱狂的な西城秀樹ファンであり、秀樹のブロマイドを巡る騒動もノンフィクションです。
実姉の現在の状況について、一般人としてプライバシーが完全に守られているため、顔写真や詳細な職業などは公表されていません。一部の関係者筋によると、2018年8月にさくらももこ先生が旅立たれた際も静かに家族として見送り、現在はさくらプロダクションの著作権管理や家族のレガシーを陰ながら支えていると伝えられます。